VMwareWorkstationにインストールしたCentOSにてパッケージインストールを行おうとしたところ、
ネットワーク設定ができておらず、コマンドを実行することができませんでした。
VMwareWorkstationにインストールしたCentOSのネットワーク設定についてメモしておきます。
仮想ネットワークのアダプタ
ホスト側でipconfigを実行したところ、「VMnet1」と「VMnet8」が表示されました。
これらが仮想ネットワークのアダプタになります。
「VMnet1」はホストの実との通信に使います。
「VMnet8」はNATを使ってインターネット接続するためのネットワークアダプタです。
今回はNATを使ってインターネット接続しました。
仮想マシンのアダプタを確認
VMwareWorkstationの「仮想マシン設定の編集」から「ネットワークアダプタ」、「NAT:ホストのIPアドレスを共有して使用」を選択。
CentOSを起動し、以下のコマンドを入力。
ip addr
インターフェース「lo」と「ens33」が出力します。「lo」はループバック用のアダプタとなるため、「ens33」を使用して設定します。
「ens33」でインターフェースにIPアドレスを設定
仮想アダプタである「ens33」のIPアドレスを、ホストの「VMnet8」と同じセグメントに設定します。
以下のコマンドでルート昇格
su
「/etc/sysconfig/network-scripts/」でインターフェースの設定を行います。
以下のコマンドを入力し「/etc/sysconfig/network-scripts/」配下に「ifcfg-ens33」があることを確認。
ls /etc/sysconfig/network-scripts/
viコマンドで以下の設定を「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens33」に書き込みます。
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens33
IPADDR=192.168.140.3
NETMAS=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.140.2
DNS1=192.168.1.1
「VMnet8」のIPアドレスが「192.168.140.1」サブネットマスクが「255.255.255.0」
となっていたため、「ens33」には 192.168.140.3~254のいずれかを割り当てます。
「VMnet8」を使用する場合は、ゲートウェイの4オクテット目を2にするとのこと。
DNSはルータのアドレス、もしくはグーグル(8.8.8.8)のDNSに設定。
設定を反映させるため、再起動
shutdown -r now
以下のコマンドで「ens33」のコネクションの状態を確認。
nmcli
「disconnected」であれば以下のコマンドで有効にします。
nmcli connection up ens33
再度nmcliコマンドで「ens33」のコネクションの状態が「connected to ens33」となっていることを確認。
これでネットワーク設定ができました。
ネットワークも全然なので勉強しないといけないですね。
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