VMwareの仮想ディスクは、単一ファイルとして格納か複数ファイルに分割かについて

サーバー構築の為、VMwareにCentOS7を再度インストールして勉強しようと思い、いざ始めてみると、

仮想マシン作成ウィザードの途中でディスク容量の指定をする際に、以下のような選択肢が出てきました。

  • 仮想ディスクを単一ファイルとして格納
  • 仮想ディスクを複数のファイルに分割

 

今まではサーバー構築の方法を紹介するサイトに従って、デフォルトのまま「仮想ディスクを複数のファイルに分割」を選択していましたが、

ふとどちらを選べばいいのか判断基準が気になったため調べてみることにしました。

どちらを選べばいいか

非常に大きなディスクを作成する場合は、単一ファイルとして格納を選択する。

(100G程度の仮想マシンでは単一と複数で性能の違いはない)

それ以外の場合は、仮想マシンを別コンピュータに容易に移動できるようになるため、複数ファイルに分割を選択する。

単一ファイルとして格納を選んだ場合

作成される仮想マシンのディスク(vmdkファイル)は一つになる。

そのため一つのサイズの大きいファイルができる。

複数のファイルに分割を選んだ場合

作成される仮想マシンのディスク(vmdkファイル)が複数になる。

そのため一つのファイルサイズは小さくなる。

仮想マシンを別コンピュータに容易に移動できるようになるが、

非常に大きなディスクではパフォーマンスが低下するとのこと。

サーバー構築の勉強をするためなら

非常に大きなディスクになることもないため(100G程度の仮想マシンでは単一と複数で性能の違いはない)、

仮想ディスクを複数のファイルに分割を選択してサーバー構築を行う。でいいと思います。

 

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